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◆その他国内の作家さんの作品の感想文
ミステリタウンさんに書き込んでいるものをバックアップ代わりにupしています。
女性として愛する妹の結婚を前にしてうろたえもがく兄、婚約者と過去に関係し、
妹と引き合わせるきっかけを作った女性、
婚約者の仕事上のパートナーの3人の視点から描かれた殺人事件の解決までの顛末。
私は最後で真犯人がわかると決めてかかり、あまり細かく読んでいなかったので大変後悔、
悶絶しました。面白かったけど悔しかったので評価は何故か低いです。
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地方の警察署の交通課に勤務する男の妹が、自殺を偽装し殺された。
管轄の刑事の追求をかわしながら彼は容疑者2人に独自の捜査で迫る・・・。
一体どちらが犯人なのか最後まではっきりせず、なんとなく気分がだらけた感がありました。
読者をやきもきさせ「すぎ」かな?と。
私が単に推理能力がなく飽きてしまっただけなのですが。
話の内容もどろどろして、なんというか読後感が「う〜ん」でした。
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初めて手にとった東野さんの作品です。いろんなところで彼の名前は目にしていましたが、
「ふうん」という感じであまり興味はありませんでした。
でも、ある日古本屋さんでこのタイトルを見て思わず買ってしまったのです。
幼い頃の記憶がないという恋人の過去を取り戻すために「私」と彼女が訪れた家には、
過去を手繰り寄せる証拠の品々が残されていました。
いろいろな憶測や推測から、二人は真実を追求し、彼女は記憶を取りもどします。
私自身の推理もはたらかせつつ結末を予想しながら読んでいたのですが、
まったく予想は覆されてしまいました。あっと驚くというのが率直な意見です。
東野さんの作風というか、どんな感じの文章を書く人なんだろう、
と半分探りをいれながらだったのですが、とても読みやすかったし、大満足です。
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交通事故の対応、捜査に追われる警察の視点から、様々な事故のその後を描いた連作集。
車を毎日運転している人間にとってはなかなか興味深く読むことが出来ました。
表題作も凄かったですが、「捨てないで」はその台詞にこめられた二つの意味が恐ろしく、
また「分離帯」では夫を亡くした妻の無念さと間接的に加害者になった女への強い憎しみ、
そして復讐のやり方に唖然。
どれも背中にたらっと汗が流れるような感覚を味わうことができます。
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挙式の直前に交通事故で死んだ婚約者の親族や知人と共に、
別荘での集まりに参加した男がとんでもない事件に巻き込まれ、
やがて婚約者の死について真実が暴かれるというストーリー。
山荘という場所設定からしてそれはもう、おあつらえむきの舞台です。
途中まで犯人は誰だと想像しつつ読んでいきました。
が、解説で折原一さんも書かれていますが、見事に騙されてしまいました。
はて、東野さんの作風はこんなだったっけか?
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全く不運としかいいようがない青年の、文字どおり「変身」のお話です。
脳移植という私にはまったく縁のない世界のお話には
「分身」に引き続き戸惑いや驚きを感じましたが、
専門的な内容の記述は半分流し読みしてストーリーの展開を追いかけました。
現実離れしていながらも、そう遠い世界のことではないと思われる脳移植。
それを望んだわけでもなく、命を救うためという表向きの理由のため、
真実は医学の研究のために他人の、しかも決して善良とはいえない人間の脳を
自分の脳に移植された青年のとった「本来の自分を取りもどす方法」は、
あまりにも悲しすぎたと思います。
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何か糸に操られるようにして自分の人生が動いてゆくと感じていた女性の義父が亡き後に起こった、
義父の後に社長職に就いた男の殺人事件。
刑事として現れた男は過去に唯一人愛した男だった。
しかも彼女の夫は、その男の昔のライバルだった。
・・・という普通ならありえないような話ですが、
この後もどんどん考えられないような話が展開していきます。
戸惑っているうちにばらばらのパーツがつながり、
おさまるべきところにおさまったという感じで圧倒されました。
ラストで私が想像した下世話な結末にならなかったのも、ちょっと嬉しかったです。
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バレエ団の事務所に入った強盗がバレリーナによって殺された。
当初正当防衛と思われたがだんだんとバレエ団の秘密が浮き彫りになり、
容疑者の親友に惹かれていた刑事が真相を知っていく。
バレエのため、多くの犠牲を払う人たちの姿がとても悲しく描かれていました。
茶化しているわけでは決してなく、私にはとうてい出来ない高尚なものだなあと。
実際のバレエに携わっている方がどういった感じなのかは全く知りませんが、
そこまでしなくてはならないのかという疑問や驚きももちろんありました。
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大学を卒業後、就職をせずに寂れた旧学生街のビリヤード場でアルバイトをする青年が、
同僚が殺され、年上の恋人をも殺されたことにより、警察とは別に独自の捜査を開始する。
最初は数々の謎がどんどん登場して混乱気味でしたが、
最後に実にうまくまとめているなぁと感心してしまいました。人の欲望は限りなく、
正直な気持ちを持っているというだけでは世の中を渡っていけないのかな?
と考えてしまった一作。
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これは東野圭吾さんのデビュー作なんですね。
何気なく読み、一体犯人は誰なのかということ、
そして動機は何なのかということをうんうん考え、
種明かしをされたらあっと驚く内容だったことは確かです。
が、自分が女子高生であったのがはるか昔になりつつあるこの年齢で、
この衝撃的な作品を読むのはちょっと無理があったのかもしれません。
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4人の男女が彼らの過去の秘密を握る男、仙堂を殺した。
逃走し何事もなかったかのような生活を送っていた彼らが、残忍な方法で殺されていく。
・・・小説なのに、その光景が目に浮かぶようで恐怖におののきつつ読みました。
4人ばかりでなく、彼らを追いかけて殺していった「彼女」の人生をも仙堂は弄び、
自分の亡き後もさらに翻弄したのだと思います。
ラストで「彼女」が発した言葉には心を打たれました。
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回廊亭と呼ばれる旅館に、莫大な財産を遺して逝った男性の遺言状の公開に立ち会うため親族が集まった。
そこに一人だけ招かれた親族以外の女性からの視点で物語が描かれて進んでいきます。
実に凝ったストーリーだなとは思うし、あっと驚かされたのは事実なんですが、
私には少々受け入れづらい展開というか、
理解は出来るんですけどなんだかちょっと引いてしまったというか。
もう少し容姿に自信のない女性にも夢を持たせてくれ〜!と言いたくなりました(^^;)
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フリーライターの恋人が殺され、その真相を編集者の友人・
冬子の手助けを受けながら追いかける「あたし」。
真相にたどり着こうとするとその鍵を握ると思われる人物が次々に殺されていった時には、
「オイオイ」と、それが何を意味するのかを考えず、
東野さんお願いしますよ〜〜と作者のせいにしてしまった私。
結局「ええっ?そうだったの?」と私はまんまと騙されてしまいました。
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一年前に謎を含む言葉を残して自殺した兄の死の真相を知るべく、
妹とその親友が兄が自殺したペンションを訪れる。
そこで新たな事件が起こり・・・わけがわからなくなっていきます。
ペンションの宿泊客の印象と名前が一致しないままで、私は少し混乱しながら読みましたが、
普通の方はきっと大丈夫なのでしょう。
閉ざされた山奥のペンションで起こる殺人事件・・・
というのは推理のしがいはあるのでしょうが、ちょっと東野さんには似合わないかな、
と勝手に判断してしまいました。
でも、謎が解けて真実が明らかになった時はやっぱりすかっとしました。
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映画のことも東野さんのことも、ほとんど知りませんでした。
もちろん、今も下に感想を書いた作品を読んだだけで他は知りません。
それだけの私が東野さんの作品についてどうこう語るのはおかしいんじゃないか・・
そのくらいに東野さんの小説には引き込まれてしまいました。
この作品についてはストーリーなどについては今さら説明することもないのでしょうが、
映画を見ていない私にとってはこれがぶっつけ本番。
とにかく一気に読み進めなければ、
休憩をいれているのがもどかしくなるくらいにページをめくりつづけ、
最後になってやっと「秘密」の意味を理解しました。
平介の切ない決心、直子の選択、当事者でもないのにわがことのように悩み苦しむ自分がいました。
聖人などいない、でもその中で人として必死に人らしく生きていこうとする平介の気持ちには感服しました。
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この本は私にとっては分厚い・・・と感じるものだったので、
正直しばらく読むつもりはありませんでした。
でも、文庫裏表紙のあらすじを読み興味が出て一気に読了とあいなりました。
やればできるのね!(笑)函館の女子大生と東京の女子大生。年齢も違えば環境も違う。
そんな二人がお互いの抱いたそれぞれの謎を解くために、行動を起こし、
見えない大きな力に押しつぶされそうになりながらも、真実に迫っていきます。
二人は事情があって離れた双子なのかな・・などと平和なことを最初は考えていましたが、
その事実に愕然としました。
もしも本当に、現実の世界でこのようなことが行われていたとして、命を冒涜しているとか、
そういったことを言うつもりはありません。
最先端の医療や研究に期待をして待っている人も多いはずです。
それでも、このお話で彼女達が味わった悲しい思いは大きすぎたと思います。
人が人として扱われないということを目の当たりにし、はがゆい思いでいっぱいになりながら読み進めました。
そんな悲しい思いの中でも強く生きようとしていた二人の女性。
将来同じような人が現れないとは断言できません。頑張ってほしいと思いました。
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宮部さんの「火車」と並ぶ(たぶん)代表作。
いろいろとメジャーな賞も受賞してみえるし、
あたしが読まなくても読者はいっぱいいるだろう、
という訳のわからん理由で彼女の作品はあまり読んでいないのですが、
個人的にけっこうスキです。
この作品は、その分厚さゆえになかなか手がつけられず買ってから1年近くたってから読んだのですが・・・
もっと早く読んどきゃよかった(笑)
というのはですね、その分厚さにもかかわらず勢いにまかせてどんどん読み進め、
あっという間に終わってしまったからです。
お話自体はちょっと突飛すぎるかなという気もしますが、
小説だもん!なんでもありさ!(これは感想というのか?)
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ずいぶん前に購入して、放置していた一冊。
読み始めは平和な学生のお話なのかと思って少々退屈を感じたのですが、
主人公の好きな女の子がある殺人事件に巻き込まれ、
そこから次第に色んなことがあきらかになり、
ラストでは主人公がその女の子の本質を知るに至ります。
意識のない罪や特定の人に対する優しさみたいなものについて、考えさせられた作品でした。
やっぱり宮部さんってすごいなぁって思います。←今さら?
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あらすじは説明するまでもないと思うので、感想だけを書きます。
女性が失踪し、それを探す休職中の刑事というだけのドラマではなく入り組んでいたのは、
面白いかどうかという点だけでいえば面白かったです。
きっかけはどうあれ、刑事としての魂のようなものでしょうか、
それが失踪から何らかの臭いを嗅ぎ取ってのことでしょう。
宮部さんはうまいなあと思いながら読んでました。
ただ、自己破産者や家族の借金による家庭崩壊を実際に経験した人が身近にいる私にとっては、
やっぱり「これは小説だからねー」と感じるところがややありました。
ほとんどの方が別世界の出来事を見る感覚で読まれたと思うし、
小説なんだからそれでいいのですが、少しだけ「?」と思ったところもありました。
でも、読んでよかったなと思います。
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久しぶりに宮部さんの本を読んでみました。
インターネットというものを題材にしてはいるものの、
私が勝手に思っている宮部さんの得意分野?というか、
家族の愛みたいなものを訴える人情派だな、みたいな風な感想を持ちました。
決してけなしているわけでなく。「模倣犯」も「クロスファイア」も読んでいない私には、
武上刑事も石津刑事も初めての人。
読んでいればもっと感情移入できたところもあるのでしょうが、
多分当分読むことはできないと思うので、おあずけです。
それにしても、結局「お父さん」を殺害したのが誰であったかという結論に達するのが、
おそらくかなり遅かっただろう私にも、その衝撃は伝わったと思います。
そうせざるをえなかった、
そこまで犯人を追い詰めてしまった「お父さん」に非があったという意見ももっとも、
その前に家族としての歩みよりをもっと試みなかった現実の家族にも非があるとも思えるし、
改めて家族というものについて考えさせられました。
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