◆アンソロジーの感想文
ミステリタウンさんに書き込んでいるものをバックアップ代わりにupしています。



え〜と、前述の「犯人探し推理ゲーム」と同じような趣向で作られたものかという感じですね〜。 謎かけのページの次に回答ページがきて、という。 クイズをえんえんやっているような気分でした。
いろいろと、ミステリを読む上で勉強にはなるといいますか、 事件が起こって犯人やトリックがわかるまでの間に、いろいろと読者が想像をめぐらし、 推理をする上でのマニュアルのような、そんな雰囲気を目指したのでしょうか? でも、まあ、私がこんなことを言うのも説得力がないんですが、 私のような推理力のないヤカラまでもが「んーー?」と思うような、 半分無理やりのような設定やタネ明かしがあったりして、 これを熟練派ミステリファンの方が読まれたらどんな感想を書くのだろう・・・ という興味のほうが大きかったです。
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Amazonで購入出来ます 「犯人探し推理ゲーム」「推理パズル あなたに挑戦」に同じく、 推理クイズのようなタイプのものです。 感想というものを抱く暇もなく終わってしまった感じで(笑)早い話が、 悪く言えば「これという印象もなく終わった」と思います。
もう10年以上前の本ということもあるのでしょうが、 ちょっとトリック的にも無理があるものが多いので、 「おいおいおい(汗)」と。 でも、新津さんの参加されたものというと買ってしまうんですね〜。
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推理作家点心会という、おそらく今はなき(あったらすみません) 集まりの中の8名の作家さんが書いた43編の謎と解答。
前にも同じようなというと失礼ですが、推理クイズものを読んでいまひとつ(それなり) という感想だったので、今回もそうかなと思って読んで、まあ、こんなもんかと。 といっても謎解きをほとんど出来ない推理力の痛さは私のほうも同じなのです(笑)
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Amazonで購入出来ます 「推理作家13人会」の13人がそれぞれ、 6つのテーマに別れて全部で48の事件の謎解きを読者にゆだね、 まず読者に推理させてくれます。正解はページをめくるとわかるようになっており、 行き詰まっても大丈夫。それぞれの事件に共通した人物が登場し、 読んでいくうちに親しみもわいてきて、事件の推理以外にも楽しめます。
とても面白い企画だと思うのですが、もっと事件の数が少なくてもいいから、 それぞれの作家さんの持ち味のようなものを出せるようなものになっていればもっと良かったのでは・・・とも思います。 とかえらそうなことを言いながら、推理が非常に苦手な私のこと、 1つも正解が導き出せませんでした(笑)
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「推理作家13人会」というのもありましたが、こちらは4人会。一体なんなんでしょうか(笑) お遊び?まあ、面白ければそれでよしということで。
これは、基本的に犯人のトリック破りのドリル本という印象があります。 殺人の動機などは完全に二の次三の次になっていて、 いかなるトリックを使用したのかということを追及しています。 小説という趣旨ではまったく読めないですが、 私のようにごく簡単なトリックも見破ることのできない探偵の素質なしの人間には、 ちょうどいい勉強になるかもしれません。 それぞれの作家さんごとにテーマとキャラクター設定がなされていて、 なかなかこれが皆さん味のあるキャラなので楽しませていただきました。
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誰もが幼少のころ口ずさんだり、遊びに使った「わらべ唄」の歌詞は、 一見のどかで平和に見えて実は恐ろしい内容のものだという話は 誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。
この本では、水木しげる氏のマンガ「やまたのおろち」が収録されているほか、 9人の作家さんがわらべ唄をテーマにした様々な短編を書き下ろしています。 一風変わった企画で、楽しめましたが恐ろしかった・・・(汗)
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Amazonで購入出来ます 恩田陸さん・小林泰三さん・新津きよみさん・乙一さんによるミステリー・アンソロジー。 表紙の挿絵を見たときには、 お得意の「ちょっと納得いかない終末を迎える」ホラーものなのかな、 と思ってしまったのですが、どのお話もホラー色が濃いわけではなく、 もちろん少しホラーテイストはあるのですが、 ちゃんとミステリーしてました(変な表現ですが)。
購入の目的は例によって新津さんの短篇目当てではあったのですが、 一番印象に残ったのは恩田陸さんの「水晶の夜、翡翠の朝」ですね。 基本的に恩田さんの作品は短篇しか読んだこともないし、 特に今まで私の印象に残ったこともなかったのですが、 計算されつくして書かれたんだろうなあ、と感心させられる作品だったと思います。 もちろん、ファンとしての心情的にはもちろん新津さん推しですけどね。
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この本が出たのが1990年。文庫化が1995年。 その頃「ミステリー界をリードする若手実力作家が集う<雨の会>」と評されていた (文庫裏表紙より)らしい、この雨の会という集まりですが、 2001年になって私がお名前を耳にしたことがない方はお一方しかいません。 つまり皆さんがその言葉どおりに「若手」→「中堅」と成長を遂げたということになるのでしょう。
あとがきにも書かれていますが、 新津さんはこちらのメンバーでもあった折原一氏とご結婚されています。 この本以来「雨の会」の目立った活動がないとのことですが、 ぜひとも皆さんの実力の集大成を再度拝見したいものです。
肝心の中身ですが、月並みですがどれもこれも楽しく読ませていただきました。 高橋克彦さんは「ゆきどまり」が収録されており、 ホラーアンソロジーでも読んだのですが、何故かここで読むと印象が違いました。 短篇集というのは、そういう不思議な現象もあるんでしょうか?(汗)
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Amazonで購入出来ます 「女性ミステリー作家傑作選」の3冊目です。 過去に「赤のミステリー」と「白のミステリー」として刊行されたものが、 文庫化にあたって3冊になったということのようです。
私はこの1冊に、新津さん乃南さんだけでなく、 山村美紗さんや宮部みゆきさんまでが収録されていたのですぐに買ってしまいました。 中でも、今までお名前の存じ上げなかった藤木靖子さんの「うすい壁」が私は一番印象に残っています。 夫の浮気を苦にして自殺をはかった姉の死に疑問をもち、 調べていくうちに真実に突き当たるのですが、ミステリーというにはあまりに悲しい、 また偶然の重なった死に呆然としました。山村美紗さんの作品も沢山読み、 ここに収録されている「憎しみの回路」も初めてではありませんでしたが、 時代が違うということもあり、トリックなどが現代では使えないのが悲しく感じます。
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Amazonで購入出来ます 「書き下ろしホラー、夢の競作!」と帯に書かれたこの本。現在は文庫化もされたそうで。 私は単に乃南さんの短篇(しかもお決まりの、この時点で単行本未収録作品なので)が入っているというだけの理由で購入したわけですが。
ホラーというとオバケや不思議な力が渦巻いて恐怖ばかりが前に出て、 キャーと叫んでしまうような殺人事件や猟奇事件に終始・・・グロい・・・ みたいな偏見が実は私には少々ありまして。 この中にも鈴木光司さんの「空に浮かぶ棺」など、 かのメジャーな映画化された「リング」の高野舞が登場して、 やっぱり「・・・・(汗)」な、一種不可解なホラー、 といった感のある(好きな方にはごめんなさい)作品も収録されてはいましたが、 他はそういうのではなく、「きゃーー」ではなく「ぞぞぞーーー」なものでした。 (語彙が少なくて、本当にすみません(笑)) そういった意味では、よく読んだ井上雅彦氏・編の「異形コレクション」シリーズよりもこちらのような雰囲気のアンソロジーの方が好みですね。
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Amazonで購入出来ます 『新潮ハーフブック』の存在を全く知らなかったのですが、サントリーとの株式会社との《ハーフロック&ハーフブック》キャンペーン品 ということらしいです。2004年11月に発行されたものを一冊に・・とあるので、それぞれ一篇ずつだったのかも。(ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい)
タイトル通りどれもが恋愛小説で、 ドロドロなどとんでもなく、スマートでいてほっと心があたたまったり、オチやどんでん返しはないけれど 胸がちょっと締め付けられる感じがしたり。読みなれている作家さんのものは安心して読めるし、 馴染みがない方のはこれからファンになるかも知れないので大きな期待をして読めました。
中でもよしもとばななさんの「アーティチョーク」は特に印象に残っています。ウィスキーがあまり好きじゃない私でも、 飲んでみようかなと思わせてくれる魔力!
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Amazonで購入出来ます オムニバス映画にもなるアンソロジー。(公式サイトはこちら) 帯にあるとおり官能小説と言える短篇がそろっているのですが、乃南アサさんのはちょっと違うかな?と言えなくもないかも。
唯川恵さんの「夜の舌先」はもうすごく怖いんだけど面白い(面白いと言ってしまえる自分は 怖い奴なのかもしれませんが)。映画は是非見たいです。
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Amazonで購入出来ます 井上雅彦氏監修の「異形コレクション」。新津きよみ、菊地秀行、加門七海、井上雅彦などおなじみの面々に加え、今回は大槻ケンヂも参加。テーマの「妖女」に沿ったそれぞれ恐ろしい物語が書き下ろされています。これまでは比較的ホラーホラーしたものが多かったような気がするのですが、今回も確かにホラーなのですがわかりやすいものが多く、すんなり入れました。大変分厚く作品数も多いのですが、引き込まれてあっという間に読めてしまいます。
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