◆アンソロジーの感想文
ミステリタウンさんに書き込んでいるものをバックアップ代わりにupしています。



Amazonで購入出来ます 推理作家たちが自身の作品の中でもっとも思い入れのある短篇と、 下記に影響を受けたほかの作家の短篇をセレクトし、 それらに関するエッセイを書き下ろすという企画もの。
第一巻は阿刀田高、佐野洋、柴田よしき、志水辰夫、乃南アサ、宮部みゆきの六人によります。 色々な作家の作品が集まっているアンソロジーは好きですが、 こういった「何故この作品を選んだか」または「この作品のおすすめはこういうところ」というコメントを読めるものはなかなかないので、 そういう意味でも楽しい一冊でした。 私は柴田よしきさんの自選「聖夜の憂鬱」が特に気に入っています。 第六巻まであるようなので、徐々に集めていけたらいいなと思います。
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Amazonで購入出来ます この本の帯には「宮部みゆきほか 最新ベスト・ミステリー」とあります。 日本推理作家協会によるアンソロジーということで、そうそうたるメンバーが揃っています。 その代表が宮部さんということなんですよね。
我らが?新津さんも、いつか帯に名前が載って「新津きよみのが入ってるんなら、 買おうかな」と思う人が続々出るようになるといいなあ、と思います。 ええと、こちらはミステリーの王道といいますか、本格というのとはまた違うかと思いますが、 「そうそう、こんな感じだよねー」と読み終わってからうなずいてしまうような、 上手いなと感じさせてくれるものばかりでした。 ただ、綾辻行人さんのは飛ばしてしまったんですけど・・・ 難しくて理解に苦しんでしまったんです(泣)この中では、やはり宮部さんの「いしまら」、 若竹さんの「鉄格子の女」が良かったです。 なんだかんだ言いつつ女性の作品が好きかも・・・
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Amazonで購入出来ます 赤川次郎さん、阿刀田高さんをはじめ、日本を代表する現代の作家自選のショート・ショートが33編。 帯に「何度読んでも愉しめるお得な」と安っぽいコピーがありましたが、 それが馬鹿にできないそのまんまの面白さでした。
じっくり読むものではないけれど、ちょっと時間があいた時に取り出して読んで「おお〜」 「へぇっ」「ぎょっ」「ひええ」と、あっという間の結末に感情を動かされるのを楽しめます。
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Amazonで購入出来ます え〜、これはもうかなり前に書店で平積みになっていたのを 「新津きよみ」という名前を発見して即買ったものです。 残念ながら収録されていた短篇は既に「彼女たちの事情」という本に入っているものだったので、 「じゃあ別に早く読まなくてもいっか〜」となり、 長いこと本棚の片隅に追いやられていたわけでありますが・・・。 前置き長いですね(笑)←いつものことか。
「ショート・ミステリー」というだけあって、ほんとに短いお話がずらずらっと。 あまりぞっとするタイプのものでなく、例えがおかしいかもしれませんが 阿刀田高さんみたいな感じの読後感というんでしょうか? (私、彼の短篇集を一冊しか読んでないのに、 このアンソロジー読みながら阿刀田さんっぽいなーってずっと考えてしまってました) 少しぴりっとするけど、「にやっ」「ほっ」という感じのラストといいますか・・・・・ あっという間に一篇が終わるので、「これを読んだら」「次を読んだら」 というお決まりのドツボにはまり、 とうとう深夜まで読みふけってしまったのは言うまでもありません(笑)
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Amazonで購入出来ます 「ザ・ベストミステリーズ1998」を元に編まれたというこのアンソロジー、 序文での北方謙三氏の短篇に寄せる期待に見事に応えているものばかりだと思います。
正直いって、お目当ての作家さんの作品が収録されているからという理由でしかアンソロジーを購入しない私。 「外したな」と思った短篇集が今まで全くなかったかといえば、断言はできません。 でもでも、これはさすがに「ベスト」と名のつく本が元になっているだけあって外れが一編もなかったように思います。 中でも、野沢尚さんの「殺されたい女」は一体どんな方向に話が進むのか、 またオチはどうなるのかということがまったく予想できず、ラストであっと驚かされ、 うなずかされたという感じです。 南島砂江子さんの「道連れ」も、ありがちなオチといえばそうなのかもしれませんが、 私好みでハマりました。彼女の作品は多分初めてだったのではないかと思うのですが、 これを機会に注目してみたいと思っています。 このように未知の作家さんに出会うことができるので、やはりアンソロジーは楽しいです。
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アンソロジーをハードカバーで買ったのは初めてでした。 それもこれも、ただただ新津きよみさんの「時効を待つ女」が単行本未収録であることが理由。
でも、ベストミステリーズなんていうタイトルがついているだけあって、 これがまたなかなか楽しい短篇集でしたよ。 これが文庫化されているのかどうかは私は把握していないんですが、 されたあかつきには皆さん是非とも読んでみて下さいませ。おすすめです。
さて、そのお目当ての新津さんの短篇はまあよしとしてお正月休みから休み休み読んでいたので、 すでに内容を忘れかけているものもあったりするのですが、 法月綸太郎さんの「使用中」、野沢尚さんの「独占インタビュー」、 若竹七海さんの「お嬢様出帆」などなど、いいなーと思う作品がわんさか。 二階堂黎人さんの短篇を読んだのも初めてだし・・・もーーーお得な一冊でした! 大事に本棚にしまっておきます!
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Amazonで購入出来ます 「女流ミステリー傑作選」ということで、 私の好きな作家さんたちが4人も収録されていたので即買いました。 他にも、メジャーどころ、 どころかお名前を知らないなどと言ったら殴られそうな素晴らしい顔ぶれです。 編者である結城信孝氏の解説が巻末に収録されていますが、 それぞれの作家について実に細かいことまでふれており、興味深い内容となっています。 私はアンソロジーはいつも、作者をあまり気にせずに一気に読み進めるのが癖ですが、 この本に関しては一篇一篇、作者を確認しながらそれぞれかみしめるように読みました。 ここに収録されている皆さん、それぞれが強烈な個性を放っています。 是非手にとってみてください。
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「私は殺される」に続き、結城氏編のアンソロジーは2冊目。 彼のとりあげる作家さんの作風が、私には合っているのだと思う、 この本も一冊丸々ハズレたという作品はなかったように思います。
こちらにも新津さんの、単行本未収録の短篇が収録されていることが購入のきっかけになったのですが、 この企画のために書き下ろされたという「炎椿」はそれ以上に印象深い、 恐ろしくも哀しいお話だったと思います。 作者の海月ルイさんという方を今まで知らなかったのですが、 なるほどまだデビューされて数年の方のようです。今後注目していきたいと思います。
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Amazonで購入出来ます おなじみ女性作家の短編を集めたアンソロジー。篠田節子さん、新津きよみさん、 加納朋子さん、皆川博子さんなど総勢10名による豪華な一冊です。
私がファンである新津さんの作品も今まで単行本への収録がされていないものだったので、 期待大でした。どれも絶叫系でなく、背筋がぞっとする系のもので楽しめました。 私は牧村泉さんの「ドールハウス」が良かったですが、ラストはちょっと安直な気も。
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Amazonで購入出来ます すっかりおなじみの結城信孝氏が編んだアンソロジー、迷宮シリーズ5冊目。 今回も楽しませていただけました。
今まで短編すら読んだ記憶がない(あったかもしれないけれど忘れていたり) 作家の方のお名前も登場してわくわくしました。五條瑛さんの「神の影」、 森真沙子さんの「黄昏のオー・ソレ・ミオ」が特に印象に残っていますが、 藤村いずみさんの「美しき遺産相続人」も、読んでいくうちに オチは判るのに 「ああ、やっぱりねー。くくく」と笑えるのが快感でした。 一つだけ、光原百合さんの「わが麗しのきみよ・・・」は最初の1ページだけ読んで触手が動かなかったので、 飛ばしてしまいました。残念。
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Amazonで購入出来ます すっかりおなじみの結城信孝氏が編んだアンソロジー、迷宮シリーズ4冊目。
大好きな乃南アサさん、新津きよみさんのお名前があったので購入したのですが、 印象に残ったのは明野照葉さんの「かっぱタクシー」。 遠い過去の夫の過ちゆえに夫婦に訪れた不幸を年老いて妻が痴呆気味になってから、 妻自身も意識しないところで責め立てるようになり、 そんな妻を満足させるためにタクシーの運転手を続ける夫。 結末では夫のやるせない心情が伝わりました。また、他には森青花さんの「ムラサキくん」も。 少々エグい 部分も含んだお話だったのですが、基本的には心あたたまるものでした。
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Amazonで購入出来ます おなじみ結城信孝氏の編纂による女性作家のアンソロジーです。 現在活躍中の方が網羅されているといったところなのだと思うのですが、 私はあまり広く読んでいないのでわかりません(汗)
このアンソロジー、各ネットショップで「宮部みゆき他著」と書かれていて、 詳しい解説が見つけられなかったんですね。 なので直接本屋さんに足を運んで確認してきました。 やっぱり頼りになるのは自らの足というわけです。
このコメントを書いている時点で、収録されている新津さんの短篇は単行本未収録。 ふふふ、おいしい(←私だけ?)。ここに収録された作品、どれもこれも楽しめてよかったです。 600円が惜しくないというか。 ただ、篠田さんのだけは申し訳ないですが飛ばしてしまいました(汗) 途中でよくわからなくなって、最後まで読む気がしなくなり、 次の宮部さんにいってしまいました。 どこにでもいそうな女性の心理・・・を描いたものが多い「女性作家ミステリー」。 これからもこの企画ものを楽しみにしています!
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Amazonで購入出来ます 結城信孝さんお得意(かどうかはわかりませんが)の、女流作家さんのアンソロジーです。 例によって、新津さんの単行本未収録の短篇が収録されていたので購入しました。
収録作品のリストをご覧になっていただければわかるように、宮部みゆきさんや森真沙子さん、 篠田節子さん、若竹七海さんなどは短篇だけでもけっこうな数を読んでいるかな、 と思うほどおなじみの方々です。女性の描く女性というのは、 当たり前のことですがきれいごとなしなのでとても残酷なのですが、 読んでいて理解できる部分が大きく、 どんなに悪い女が登場しても心の底から憎めないんですね。 今回のこのアンソロジーも、次々と「こわいなー」と思いつつも共感してしまうもう一人の自分のような女たちが沢山登場していて、 あっという間に読んでしまいました。ごちそう様〜。
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Amazonで購入出来ます 私でも知っているメジャーな作家さんほか9人の共著。 ホラー・アンソロジーと銘打って、祥伝社からシリーズ化されているようです。
きっかけは新津さんの単行本未収録の短篇が収録されていたからですが、 読みなれていることが感想にどう影響するのかはわかりませんが、 新津さんの作風としてはホラーという感じはしないのに、 他の作品に関してはまさに「ホラーですっ!」といわんばかりの奇怪なお話が多く、 確かに短編小説、ホラーアンソロジーなのだから当たり前なのですが、 なんだかぞくぞくするようなマイナスのほうの感覚が残りました。 私は心理的なホラーは好きだけれど、物理的なホラーはダメなのかもと思います。
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Amazonで購入出来ます これも祥伝社のホラー・アンソロジーシリーズです。 このシリーズの中では私はこれが一番好きですね。
他のは気分が悪くなってしまうようなホラーというものが多かったのですが、 (もちろん怖さを求めている人には心地よいものなのでしょうが)こちらは、 日常に潜むちょっとした落とし穴にはまった人々が描かれているものが多くを占めています。 結末は現実から遠く離れていってしまうものもありますが、 中でも私が過去にエッセイなどをよく読んだ唯川恵さんの作品が収録されているのには、 驚きましたし興奮しました。しかも、旬?のメールネタです。 しかもしかも、しっかりホラーしています。 購入の動機は、例によって新津さんの単行本未収録作品を読むためでしたが、 唯川さんの別世界ものぞくことができて、大変にお得な買い物となりました。
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Amazonで購入出来ます 祥伝社のホラーアンソロジーシリーズ。 今度は「単行本未収録作品」を読むつもりで買ってみたら、 実は勘違いですでに読んだ作品だった・・・がっかり・・・というパターンですが、 女性陣の作品がとてもよかったです。
特に小池真理子さんの「夜顔」、久美沙織さんの「約束の指」 お話のパターンとしてはありがちなんでしょうが、 どちらも対照的な悲しさや恐ろしさがありました。「当たり!」です。
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Amazonで購入出来ます 祥伝社のホラー・アンソロジーの一冊。 乃南さんの短篇(すでに読んではいましたが)が収録されていたこともあって買ったのですが、 他の作家さんにも目を向けてみたいという気持ちももちろんあり。
ですが、この一冊に収録された作品たちは、私には少々不向きな作品だったかもしれません。 冒頭の表題にもなった「舌づけ」が強烈すぎたのか・・・。
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Amazonで購入出来ます 「俳優」「グランドホテル」同様、井上雅彦氏監修のアンソロジー異形コレクションシリーズ。 私はホラー的要素の強いものはやはり苦手ですが、 このシリーズにはだいぶ慣れてきたように思います。 今回は食事をしながらでも読めたほどです(笑)
「夢魔」というタイトルからご想像いただけるとおり、 「夢」をテーマに編まれているこの短篇集、 作家さんによってこうもいろいろな夢の捉え方があって、 世界の広げ方ができるものかとただただ感心するばかりでした。 中でも印象に残るのは、田中哲弥さんの「げろめさん」。非常にグロいお話なのですが、 恐ろしさはピカイチだったと思います。これは割合最初の方に収録されていたのですが、 以後かなり構えて読んでしまうほどでした。あとは小林泰三さんの「脳喰い」。 これもまたグロ系なので、書かれていることを頭に描きながら読むと吐きそうにもなってしまうのですが、 ラストのオチが単純明快かつやはり恐ろしかったと思います。
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Amazonで購入出来ます 「異形コレクション」シリーズの第13弾ということですが、私にとっては初めて。 単に新津さんも参加しているから、といういつもの理由で購入に至りました。
「俳優」というテーマが決まっていて、作家陣それぞれがテーマに沿って独自のストーリーを展開する・・・ ということなのですが。参加された作家さんは26人。 お名前をよく見かける方もいらっしゃいますが、そうでない方も。 皆さん実に様々な「俳優」の姿を描いてらっしゃいます。 表紙カバーやそれぞれの作品の表紙のイラストがかなりおどろおどろしいイメージなのですが、 そのてのものが少々苦手な私でもなんとか読了できました。 しかし、分厚すぎて疲れました。監修者の井上氏にお疲れ様を言いたいです。
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Amazonで購入出来ます 「異形コレクションシリーズ」。こちらは第9弾とのことです。 「知る人ぞ知る伝説のホテル『グランドホテル』」の「バレンタインの夜」がテーマとなっています。
グランドホテルにバレンタインの夜に宿泊すると幸せになれるという言い伝えがある、 という設定や、ホテル内のレストランなどの名称もも共通していて、 お話の広がりが各話狭くなるのでは、という危惧は無駄でした。 やはり皆さんプロなのですね(当たり前か・・・)。 幸せになれるというキーワードは様々な意味を持つのだなぁと、 23種のバレンタインの夜を共有して感じました。 これもまた分厚くて、疲れてしまいましたが(苦笑)
「俳優」よりは自分に近いテーマだったこともあり、飽きることなく楽しめました。
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Amazonで購入出来ます 井上雅彦さん監修の「異形コレクション」シリーズの新しいレーベル、 「貴賓館II」ということらしいです。いや、その実私はあまりわかりませんが、 要は中身が楽しめるものならばなんでもいいや、と思います(笑)
さて、タイトルの通りこの本では、「雪女」がテーマになって、 それぞれの作家さんなりの雪女のストーリーが収録されています。 また、それらは「オリジナル」と呼ばれ、 「スタンダード」として過去に発表されたメジャーな雪女のストーリーも共に収録され、 実にボリューム豊かな一冊になっています。 そしてここでも、久美沙織さん登場。 「涼しいのがお好き?」という作品には笑わされるというか、ぞおっとさせられるというか、 確かにこれを夏に読むと涼しくなれることは間違いないと思います。 お目当ての新津さんの「戻ってくる女」はあんまり寒くはなれなかったですね・・・・・
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